姿勢の悪いお子さんにおすすめ!姿勢を改善する遊びを3つの視点からご紹介!

スポンサーリンク
姿勢の改善 あそび
スポンサーリンク

発達障がいのお子さんは姿勢が崩れやすい!?

お子さんの姿勢が悪いなと感じることはありませんか?

発達障がいのお子さんは、筋肉の柔らかさがあるため筋力が弱かったり、感覚の偏りから姿勢を正すことが難しいことがあります。

そのため、ペタペタと足をしっかり上げずに歩いたり、背もたれがないとうまく座れなかったり、椅子からお尻が落ちそうになったりなど、姿勢が崩れることが多いです。

今回は姿勢についてのお話と、姿勢の改善に役立つ遊びを紹介します。

スポンサーリンク

姿勢が安定しない原因とは?

発達障がいは脳機能の障がいです。

そのため、運動発達にも遅れが生じることがあり、生まれつき筋肉が柔らかいことがあります。

また、自閉スペクトラム症を持つお子さんは感覚の偏りを持っていることがあります。

人間の感覚には前庭感覚というものがありますが、この感覚が正常に受け取れていない場合、姿勢を保持することが難しくなります。

maru
maru

ここから少し詳しく説明してみます。

赤ちゃんには幼児特有の反射がいくつかあり、その中の一つに緊張性迷路反射というものがあります。

緊張性迷路反射とは、赤ちゃんがうつぶせになった時に頭が下がると反射的に手足が曲がり、あおむけにして頭が後方に下がると手足が伸びて背中を反らせる反射のことです。

赤ちゃんは、生まれたその瞬間から重力を受け、初めは身動きが取れませんが、緊張性迷路反射により手足を曲げ伸ばしすることで、その時に受けた重力情報を前庭器から脳に送り込みます。

緊張性迷路反射があることで、赤ちゃんは重力に抗した姿勢が取れるようになり、バランス感覚を養うことに役立つのです。

そして次第に緊張性迷路反射は迷路性立ち直り反応に統合されていきます。

立ち直り反応は幼児のみでなく大人になっても見られる反応で、体幹の位置に関わらず、頭を常に一定に保とうとする機能のことです。

人間はバランスを崩さないように頭の位置を戻そうとする

そして、姿勢を保つ機能を養う立ち直り反射(立ち直り反応)には、前庭器が深く関わっています。

しかし、感覚の偏りがあることから、前庭感覚を正常に受け取れていない場合、姿勢を保つ機能が養いづらくなります。

そのため、前庭刺激を使い迷路性立ち直り反応を誘発することで、より有効に伸展姿勢を育てることができるのです。

姿勢を保つことがなぜ重要なのか?

姿勢が悪いと、だらしなく見えたり、やる気がないように見えたりしてしまいますよね。

それだけでなく姿勢が悪いと、運動の不器用さや手先の不器用さにつながってしまいます。

体は中枢から末梢へと発達していきます。

つまり、体幹がしっかりすると肩がうまく使えるようになり、肘から上(上腕)→肘から下(前腕)→手首→手→指という順で発達していきます。

療くん
療くん

確かに体幹がしっかりしていればボールを蹴る、縄跳びを跳ぶなどの運動がしやすくなりそうだね!

maru
maru

その通り!例えばはさみで紙を切る時も、片足立ちでふらふらした状態だと切りにくいですよね。体幹がしっかりしていないと、座った姿勢でも片足立ちで作業をするのと同じように手を動かしにくいんですよ。

姿勢の改善に役立つ遊びとは?

それではここから姿勢の改善に役立つ遊びを紹介します。今回は、

  • 重力に抗して伸展する姿勢を促す遊び
  • 重力に抗して屈曲する姿勢を促す遊び
  • 立ち直り・平衡反応を育てる遊び

この3つの視点から遊びを紹介します。

重力に抗して伸展する姿勢を促す遊び

背中をグッと伸ばせるような遊びです。

バランスボールに乗って前面にあるカードを取る
ちょっとした台に乗って片足立ち
ジャンプして少し高い所のカードを取る
この姿勢が難しい時はあまり体重がかからないように、おなか辺りから支えてあげます。
ヒーローごっこ。腕の力がある人が抱えましょう。

その他にも滑り台をうつぶせで滑るなどもいいですね。

重力に抗して屈曲する姿勢を促す遊び

体をしっかり曲げる遊びも取り入れましょう。

療育施設によくあるブランコ
滑車にあおむけで乗る。草スキーのソリに足を曲げて乗るなどでもいいです。

滑車にあおむけで乗るのは、引っ張ってもらってもいですし、ひもを手繰って進んでもいいです。ご家庭では少し難しい設定かもしれません。

手離しでおんぶして、お子さんにしっかりしがみついてもらうなどの運動は、小さいお子さんであれば簡単にできそうですね。

立ち直り・平衡反応を育てる遊び

姿勢に関する反応を促せる遊びです。

揺れや体の傾きなどの前庭刺激を入れる遊びがメインになるので、ブランコ、トランポリン、滑り台、バランスボールなどを使った遊びが効果的です。

その他にも、手押し相撲、高いところからジャンプする、平均台、大人が四つ這いになってその上に乗ってもらうなどの遊びもいいですよ。

おわりに

安定した姿勢を保つことは、発達障がいのお子さんにとっては少し難しいことかもしれません。

しかし、姿勢を改善するためのあそびを取り入れたり、姿勢安定グッズを取り入れることで、安定した姿勢を保つことができるようになります。

遊びだけでなく、腹筋・背筋などの筋トレやストレッチを取り入れることも効果的です。

姿勢安定グッズはまた違う記事で紹介しようと思います。

姿勢を改善する遊びは小さいうちから、できるだけ高頻度で取り入れられると効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。

療くん
療くん

僕もやってみようっと!

ありがとうございました!