塗り絵をすると鉛筆やお箸も上手になる!?塗り絵ができるようになるための練習方法と教材をご紹介

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ぬりえが上手くできるとたくさんのスキルが身に付く!

今回は、ぬりえがうまくいかず、なかなかチャレンジできていなかったお子さんにおすすめです。

療育の中で私はよくぬりえを取り入れます。

ぬりえをすることで

  • 目と手の協調の練習になる
  • 枠の形を目で捉える練習になる
  • 鉛筆を指先で操作する(動的三指握り)練習になる
  • 想像力を育てることができる
  • 色の理解が高まる

などのスキルが身に付きます。

そして、小さな枠でもはみ出さずに塗れるようになってくると、

鉛筆で文字を書けるくらい細かいコントロールをする

箸を正しい持ち方で持って食べ物をつまむ

というところにもつながってきます。

なので、鉛筆や箸がうまく使えないお子さんには、積極的にぬりえの練習を取り入れています。

保護者の方に

maru
maru

今日は塗り絵をしました

とお伝えすると

お母さん
お母さん

ぬりえは難しくて…自宅では全然できませんでした

お母さん
お母さん

ぬりえの本を買ってあげたけど全然しないんです

という声も多く聞かれます。

一般的にあるぬりえは、不器用なお子さんにとっては難しい要素がたくさんあります。

しかし、簡単なものからチャレンジしていくことで、少しずつできるようになってくるので、今回はぬりえの練習方法について解説したいと思います。

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不器用なお子さんにとってぬりえが難しい理由とは?

お子さんに塗り絵をさせてみると

  • 全く枠を意識せずぐちゃぐちゃに塗る
  • 枠の中を塗ろうとするがはみ出してしまう
  • 枠の中を塗るが塗りつぶせない
  • 筆圧が薄い
  • 正しい色で塗れない

等の様子が見られます。

これは、

理解力の低さ

手先の不器用さ

があるためにこのような様子が見られると考えられます。

理解力の低さがあると

「塗り絵というのは枠の中を塗るもの」ということが分からず、枠は関係なくぐちゃぐちゃに塗ってしまいます。また、色名を覚えていないと正しい色で塗れません。

手先の不器用さがあると

目で枠の形を捉えられない、手の力加減が強い、指先を細かく動かすことが難しいなどの理由から枠からはみ出してします。

鉛筆をしっかり力を入れて持てない場合は筆圧が薄くなってしまいます。

maru
maru

それでは、消防車の塗り絵を見てみましょう

タイヤの丸、窓の四角、など様々な形が組み合わさって消防車の形ができています。

このたくさんの形の中から、他の線に惑わされず窓の四角の線だけに注目してはみ出さないように塗らなければいけません。

そして丸、四角などの単純な形だけでなく、複雑な形もあります。イラストの線は細いです。

このように、既存のぬりえは難しい要素がたくさん入っていて、不器用なお子さんの練習に使うには少し難易度が高くなってしまいます。

不器用なお子さんはここから始めよう!教材の紹介

ぬりえが苦手なお子さんには、このように一つの形を塗るぬりえからチャレンジしてもらっています。

ポイントは

  • 線からはみ出さないで塗る課題ということを伝える
  • 枠の中を塗りつぶすことを伝える
  • うまくできたら花丸やシールを貼ってモチベーションを上げる
  • 筆圧の薄いお子さんはクレヨンから始める

この4点を意識してぬりえをしています。

線からはみ出さないで塗る課題ということを伝える

伝え方は様々です。

  • 始めにはみ出さないで塗るお手本を見せる
  • お子さんがはみ出して塗った時に「あ!」とはみ出したところを指さしする
  • はみ出したところは消す
  • はみ出さずに塗れたところは褒める

このようにしてこれは「はみ出さないで塗る練習」ということを伝えます。

うまく手先が動かせるように、安定した姿勢で取り組めているか?紙をしっかり押さえているか?なども見てみてください。

枠の中を塗りつぶすことを伝える

空白がまだたくさんある時は

「白いところも塗ってみよう」と声掛けしたり、空白のところを指さしして塗ることを促しています。

まずははみ出さないで塗ることが大切なので、はみ出さずに塗ることが上手になってきたら、塗りつぶすことにもチャレンジしてみてください。

うまくできたら花丸を書いたりシールを貼ったりしてモチベーションを上げる

ぬりえをする際に「はみ出さないで塗ってみよう」ということを伝えると

「どうせできない」と初めから諦めてぐちゃぐちゃに塗ってしまう場合があります。

そういう時は、はみ出さずに塗れた形の中に「上手にできたね」と、シールを貼ってあげたりすると、はみ出さないように頑張ってくれることが多いです。

「はみ出さないように塗る」ということを理解していないお子さんの場合も、手を取って一緒に塗ってもいいので、はみ出さずに塗れたらシールを貼るはみ出してしまったらシールを貼らないというようにすると、

はみ出さずに塗るのが正解なんだ!と気づいてもらえたりします。

筆圧の薄いお子さんはクレヨンから始める

筆圧の薄いお子さんの場合、塗っても色がつかないという理由から、塗り絵を嫌がることがあります。

そのような場合は、まずクレヨンから始めてみましょう。指先に力が入るようになってきたら、色鉛筆に変更できるといいですよ。

おわりに

今回の形ぬりえは、はみ出さずに塗る練習ができる教材になっています。

今回のぬりえよりレベルアップしたものや、色名の理解を促すようなぬりえも今後紹介していきたいと思っていますので是非チェックしてみてくださいね。