今回は、縄跳びの練習方法についてご紹介します。
縄跳びを跳ぶには
- 安定した姿勢でジャンプする
- 回している縄のタイミングに合わせてジャンプする(手と足の協調運動 参照:不器用さの改善に役立つ!目と手の協応の練習をしてみよう)
- 縄をうまく回す
このようなスキルが必要になります。
前回までは
- 安定した姿勢でジャンプする
- 縄をうまく回す
この二つの練習方法をご紹介したので、今回は回している縄のタイミングに合わせてジャンプする練習方法をご紹介します。
前回までの記事はこちらです。

それでは、縄のタイミングに合わせてジャンプする練習方法を見てみましょう。
縄のタイミングに合わせてジャンプするには、縄がいつ自分の足元に来るのかを把握していないといけません。
縄がいつ自分の足元に来るのか把握するには、
- リズム感で把握する
- 縄の位置を目で見て把握する
- 縄を持っている手元の感覚で把握する
このようにして縄の位置を把握して、縄が足元に来るタイミング(ジャンプをするタイミング)を把握できます。
そのため、音楽に合わせて手拍子をするなどのリズム感が鍛えられるような遊びをしたりします。
また、大縄跳びで大人が回した縄のタイミングに合わせてジャンプする練習をするのも効果的です。
始めはジャンプするタイミングが分かりやすいように掛け声をつけてあげるといいですよ。

漫画では、床に小さなマットを並べて、それを1枚ずつジャンプする→ジャンプの着地と同時に手を叩くという課題をやっています。
これは手と足の協調運動の課題です。
縄跳びをするときは、手と足の協調運動が重要になります。

手と足の協調運動とは、手と足を協力して動かすことです。手と足のそれぞれが適切なタイミングで、適切な動きをする必要がありますが、協調運動がうまくいかないと、ジャンプするタイミングが合わなかったりします。
縄跳びの縄を回すと、縄から手に入って来る感覚や手の動かし加減から、縄が今どの位置にあるのか把握することができます。
その手からの情報をもとに、ジャンプするタイミングが分かるのです。
これは手と足がうまく協調運動をしているので、回した縄のタイミングに合わせてジャンプすることができるのです。
なので、漫画のように縄跳びに必要な手と足の協調運動の課題を行い、手と足を協力して動かす練習をしたりします。
協調運動がうまくいかないと、漫画のように手を叩くタイミングがずれてしまったり、ジャンプだけして手を叩くのを忘れてしまったりします。
しかし、練習を重ねることで段々手と足が合ってきます。
できるようになったら、ジャンプの着地をした後に手を叩く→手を叩いたら次のマットにジャンぷするという課題にレベルアップしてみましょう。
協調運動が難しいお子さんには少し難しい課題になるので、すぐにレベルアップすると漫画のような反応が返ってくることがありますが、休憩しながらチャレンジしてみてください。

あれれ?全然手を叩くタイミングが合わないぞ

急いでジャンプすると難しいので、ゆっくりジャンプして自分の体の動きを感じ取ることがコツですよ。ぜひやってみてくださいね。ありがとうございました。