冬になると体育の授業で縄跳びがあります。縄跳び大会がある地域もあり、とても身近なものですよね。
しかし、縄跳びはとても複雑な動きをしないといけないので、苦手意識を持っているお子さんも多いのではないでしょうか。
縄跳びは、
- 安定した姿勢でジャンプする
- 手で回している縄のタイミングに合わせてジャンプする(手と足の協調運動 参照:不器用さの改善に役立つ!目と手の協応の練習をしてみよう)
- 縄をうまく回す
等のスキルが必要になります。

漫画のお子さんは、縄をうまく回すことが苦手なお子さんでした。
縄がうまく回せないお子さんには、縄の真ん中と、その両隣に結び目をつけます。
こうすると、遠心力で縄が回しやすくなります。
また、縄跳びはビニール製のものよりも、布製のロープのものが重みがあって回しやすいです。
重みがある方が、回している感覚が分かりやすいので、ジャンプするタイミングも分かりやすくなりますよ。
このように、縄跳びに一工夫をするだけで、縄を回すことがスムーズにできることが多いです。

それでは、縄をうまく回す他の練習方法も見てみましょう!
縄をうまく回すには、肘を支点にして程よい力加減で回すとうまく回せます。

しかし、縄を回しても頭に引っかかってしまうなど、うまく縄を回せない場合は、肩を支点にして回したり、腕だけでなく上半身も思い切り動かしながら回しています。
肩支点の回し方でも、うまく回しているお子さんもいますが、肩を支点に腕を回すと力が入りやすく、程よい力加減で回すことが難しいです。

療育の中では、縄がうまく回せない場合に、肩支点の動きではなく、肘支点の動きができるような練習をします。
例えば、肘支点の動きで腕を回す動きを一緒にやってみたり、縄跳びを片手だけに持って回すだけの練習をしたりします。
近くに置いたかごに上手投げでボールを入れるなどもゲーム性があって楽しいですよ。

このようにして縄を回す練習をしています。
回す以外の練習方法はまた違う記事で紹介したいと思います。

僕も縄跳びを結んでみたよ!
今回もありがとうございました。
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[…] 画像引用元:こども療育ドリルより […]