【コミュニケーション】負けることが許せないお子さんのための練習教材

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みなさんは、自分のお子さんがお友達と遊んでいる時に、ゲームに負けて怒ったり、途中でゲームを投げ出してしまったりして、

「なんですぐに怒ってしまうんだろう?」「お友達と仲良くできないのかな…」と困ってしまった経験はありませんか?

このように負けることが許せないお子さんは少なくはありません。

今回は、そんな悩み事を解決するために”負けても大丈夫!”とお子さんに感じてもらい、体感してもらう教材を紹介します。

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負けることが許せないのはなぜ?

発達障がいをもつお子さんには、負けることが苦手でゲームに負けると癇癪をおこしたり、

途中でゲームを終わらせたりと、不適切な行動をしてしまうお子さんがいます。

負けることが許せないのには様々な理由が考えられます。

  • 負けること=失敗・ダメなことと捉えている
  • “みんなでゲームをするのが楽しい”という意識が低く、ゲームで勝つことが主な目的になっている
  • 勝つことがこだわりになっていて、負けることが許せない

などの理由が考えられます。

ADHDの傾向があるお子さんは、悔しいという感情がすぐに怒りとして表出されやすいです。

また、自閉症の傾向があると、こだわりを持ったり、物事に対して偏った捉え方をしてしまいやすいので、

負けることがどうしても許せなくなり、不適切な行動に繋がってしまいます。

しかし、“負けることもある”“負けても大丈夫”という風に、負けることに対する認識を変えていく関わり方をすると、少しずつ負けを許せるようになってきます。

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「負けることだってあるんだよ」と言葉で伝えるのもいいのですが、それだけでは腑に落ちるまで少し時間がかかるので、今回は“負けても大丈夫!”の練習ができる教材を紹介します。

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負けても大丈夫!の教材 無料ダウンロード

トランプのババ抜き、UNO、ジェンガ、テレビゲームなど、勝敗のあるゲームをするときに表に記入してみましょう。

下からダウンロードできます↓↓

負けても大丈夫!教材

勝ち負けや、ゲームをするときのお約束が目で見て分かりやすい教材です☺

教材の使い方

この教材の使い方の手順は

  1. 事前にゲームの趣旨を説明する
  2. お子さんの状況に合わせて、こちらが勝ったり負けたりをコントロールする
  3. 勝ち負けを表に記す
  4. 負けても怒らなかったことを褒める

このような流れで練習します。

1.事前にゲームの趣旨を説明する

まず、「今からするゲームは、勝つことが目標じゃなくて仲良くあそぶことが目標です」と伝えます。

そして、❝仲良くあそぶ❞という曖昧な表現ではどうしたらいいか分からないので「仲良くあそぶということは、負けても怒らないこと、ズルをしないことだよ」と具体的に伝えます。

❝負けて悔しかったり、ズルをしたくなっても「まぁいっか」と思ってみよう❞と言うことも伝えます。

また、今から行うゲームではどのようなことがズルになるのかも事前に話し合っておきます。

2.お子さんの状況に合わせて、こちらが勝ったり負けたりをコントロールする

大人が相手であれば、手加減するなど勝ち負けをコントロールしやすいので、始めは大人と練習するのがいいです。

私の場合は、1回目から負けさせてこの表を使うことに抵抗感を持たれると嫌なので、初回は私が負けるようにします。

3.勝ち負けを表に記す

勝敗がついたら勝った人のところに〇を書きます。

負けた人に×を書くと、負けたことが悪いと認識してしまうので、負けた人には何も書きません。

負けたことにはできるだけ触れない方がいいので、負けたことに対してはサラッと流します。

4.負けても怒らなかったことを褒める

負けても怒らず、不適切な行動が見られなければ、

「私も、〇〇君も、負けても怒らなかったから楽しかったね」とお子さんにフィードバックします。

教材を使ってお子さんがどう変化したか

私がこの表を使ってみて、どういう風な変化があったかというと、

今まではゲームで負けると物を投げたり部屋から逃げ出していたお子さんが、

「この間は俺が勝ってるからいい」「次は俺が勝つ」「全体的にみると俺の方が〇が多いね」と言えるようになりました。

表に書くことで“今までは勝っていた”ということや“次もある”ということが見て分かりやすくなったので、今回の負けだけに注目が向かなくなったようです。

この表を使っても、なかなか不適切な行動が減らなかったお子さんには、

“負けても怒らない”“ズルをしない”ができた時に、表の日付の横に好きなキャラクターのシールを貼るようにすると、怒らずにゲームに参加できるようになりました。

お子さんが興味があることをフィードバックに絡ませることによって、より強調されたポジティブフィードバックができるようになり、

お子さんも「これは良いことなんだ!」と感じやすくなります。

ポジティブフィードバックとは、 お子さんの行動や発言から評価できる点を見つけ出し、前向きな言葉で伝えることによって更なる自発的成長を促すことです。

ご家庭でもこの表を使ってお父さんやお母さんと練習してみてください☺