5~6歳のお子さんにおすすめ
今回は消しゴムで線を消す練習ができる教材です。
お子さんの就学前に鉛筆やお箸の練習を取り入れる方は多いと思いますが、意外と忘れがちなのがこの消しゴムで消す練習です。

力が弱くて線が消えなかったり、全然違うところを消していたり、力が強すぎて紙が破れてしまったり…
不器用なお子さんにとって消しゴムって意外と難しいんです。
そんなお子さんにおすすめの消しゴムで上手に線を消す教材をご紹介します。
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教材の使い方と練習のポイント
点線で切り取ります。

鉛筆でくだもののイラストを描きます。

お子さんに消しゴムで消してもらいましょう。
練習のポイント
この教材は、
- 線を最後まで消す練習
- 紙を破らないように消す練習
- 消したい場所だけを消す練習
に使用できます。
線を最後まで消す練習
●まずは薄く書いたくだもののイラストを消してもらうようにします。できるようになったら少し濃く書いていき、段階付けをしましょう。
●指先でうまく消しゴムを持てていない場合は、しっかり消しゴムを持てるように大きめの消しゴムを使いましょう。
●紙をしっかり押さえているかチェックしましょう。紙が動いてしまっている場合は、紙を押さえることを教えます。また、消すところの近くを押さえることも教えましょう。
紙を破らないように消す練習
●優しい力で消すことを伝えましょう。
●手を大きく動かしている場合が多いので、手を小さく・細かく動かして消すことを伝えましょう。
●手を上下に動かして消している場合は、消しゴムを下から上に動かして消す(消しゴムを一方向だけに動かして消す)ように教えましょう。
消したい場所だけを消す練習
●消すべきところがよく見えるように、細めの消しゴムを使いましょう。
●何種類かのくだものを近くに書き、指定したくだものだけ消してもらいましょう。指定されていないくだものまで消してしまった場合は、手を小さく動かせばいいことや、場所をよく見て消せばいいことを教えましょう。

リンゴだけ消してね。バナナやミカンは消したらだめだよ~
というような感じでやってみましょう。
おわりに
消しゴムで消す練習を行うと、手首の動かし方が滑らかになったり、ピンチ力アップにつながります。
手首の動きの滑らかさやピンチ力の向上は鉛筆や箸の操作が上手になることにもつながりますので、ぜひ練習を取り入れてみてください。

ありがとうございました。
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