2~3歳のお子さん、手先が不器用なお子さんへおすすめ教材
今回からはさみ教材の紹介に突入します☺
不器用さがあるお子さんは、道具を使う時の手の動かし方の練習を繰り返し行うことで、少しずつ手を上手に動かせるようになってきます。

コツを教えてもらったり、練習を積み重ねることができれば、ちゃんとできるようになりますよ。
今回は①1回チョキっとして切る課題を紹介します。
お子さんの手の発達段階に合った教材を選択できると、はさみ操作の向上につながりやすです。
詳しくはこちらをどうぞ。↓↓
短い紙をはさみでチョキっと切れるようになるのは、大体2~3歳くらいのお子さんです。なので、そのくらいの年齢か、もしくは2~3歳よりも年齢が高いけれど、まだうまくはさみで紙を切れないというお子さんは、この教材から練習を始めるといいですよ。
[やさい]無料ダウンロード
①1回チョキっとして切る課題
下のPDFをダウンロードしてください↓↓無料でダウンロードできます。

おままごと感覚で楽しめる野菜を切る教材です。
教材の使い方と練習のポイント
まず野菜のイラストを切り取ってから使用します。
切り取ったらお子さんに切ってもらいましょう。
ポイントはこちら
- はさみを正しい形で持って操作できるか
- チョキっと切る動作ができるか
- はさみの刃の間に紙を入れ込めるか
- 自分で紙を持って切れるか
難しくてできないところがあれば一緒にはさみを持って手伝ってあげましょう。
2~3歳のお子さんであれば、はさみを正しい形で持つのはまだ難しい場合があるので、どんな持ち方でも自分で切ることができれば大丈夫です。
4歳くらいからは正しい持ち方を教えてあげましょう。
ただ、自閉症の傾向が強く、こだわりを持ちやすいタイプのお子さんの場合は、途中で変更することが苦手なので、始めから正しい持ち方を教えていた方が良いです。
詳しくはこちらをどうぞ。↓↓
この4点が上手にできてきたら、線に合わせて切る課題や、チョキチョキとはさみを連続で動かして切る課題にステップアップします。
おわりに
野菜を切った後は、おままごとのお皿に入れて「いただきまーす!」と食べるマネをすると、「できたぞ!」という達成感につながりやすいですし、楽しくはさみの練習をすることができます。
特に、はさみを使うことに抵抗感があるお子さんの場合は、こんな感じで楽しく学習できると、はさみを使うことの抵抗感が少なくなってきます。
また、食べ物に見立てる見立て遊びや、食事のマネをしたりしてやりとりをするごっこ遊びもお子さんの発達を促すためにとても大事な遊びです。
「にんじんおいしい?」「きゅうりつめたーい!」などの言葉かけをすると、言葉の発達や想像力の発達も促せますよ。
自閉症の傾向を持つお子さんは、言葉が遅れていたり、想像力の乏しさが特性としてあるので、こういうやりとりも、はさみの練習と合わせてぜひ取り入れてみてくださいね。
次のステップは、②1回チョキっとして切る課題<線に合わせて>です。
不器用なお子さんでも使いやすいおすすめはさみはこちらでご紹介しています↓↓