4~6歳のお子さん、形を切ることが難しいお子さんへおすすめ
いよいよ最後のステップは、おいしそうなおべんとうができる課題です。
遠足やピクニックの時に持っていくおべんとうは、特別感があってなんだかワクワクしますよね。
「なんのおかずが好きかな~?」なんてお話ししながら作ってみましょう。
お子さんの手の発達段階に合わせた教材を使用できるように、こちらもご覧ください。
今回は⑦線に合わせて形を切る課題です。
4~6歳くらいで、線に合わせて形が切れるようになるので、それくらいの年齢か、それ以上の年齢で長い線を切るのがうまくできなければ練習を取り入れてみましょう。
[おべんとう] 無料ダウンロード
⑦線に合わせて形を切る課題
下のPDFをダウンロードしてください↓↓無料でダウンロードできます。

線に合わせて切るとお弁当のおかずやおにぎりができあがります。お弁当箱に貼っておいしそうなお弁当を完成させましょう
教材の使い方と練習のポイント
お子さんに線を切ってもらいましょう。
ポイントはこちらです。
- はさみを正しい形で持って操作できるか
- 線に合わせて切れているか
- 紙の向きを変えながら切れるか
難しくてできないところがあれば一緒にはさみを持って手伝ってあげましょう。
詳しくはこちらをどうぞ↓↓
形を切る練習の時は、斜め線が入った三角や、カーブがついている丸は少し難易度が高くなるので、四角→三角→丸の順で練習してみましょう。
また、形を切る時は、紙の向きを変えながら切ると上手に切れますが、不器用さを持つお子さんは、私たちが自然と身についてきたこの動作が、教えてあげないと気づけなかったりします。
例えば四角い形を切る場合、始めに縦の線を切って、次に横の線を切る時、紙の向きを変えないでそのまま切ると手の向きがだんだん変になって、切りにくいですよね。
不器用さを持つお子さんは、感覚の問題や、形を捉えることが苦手だったりして、手の向きが変で切りにくくなるなど、無理な姿勢になっていることに気づきにくい場合があります。

そういう場合は「クルッとするんだよ」と声かけしながら紙の向きを変えてあげたり、お手本を見せてからマネしてもらったりして、紙の向きを変えて切る練習をしてみましょう。
また、多動傾向のお子さんは、動きが多く一つ一つの動作のスピードが速いことが多いので、
四角や三角を切る時に、角の手前で紙の向きを変えてしまうことがあります。
形を捉える能力がまだ未熟な場合も、角に気づかず、角の手前で向きを変えてしまいがちです。
そのような場合は、角のところに印をつけて「ここまで切ってから向きを変えようね」と角の存在が見て分かりやすくできると、上手に切れるようになりますよ。
不器用なお子さんでも使いやすいおすすめはさみはこちらでご紹介しています↓↓
おわりに
お弁当箱に貼る時は、お子さんの好きなように貼っていいですし、お弁当箱からはみ出さないように貼れるかな?と声かけしてみてもいいですね。
はみ出さないように貼るのは形を捉える練習にもなりますよ。
例えば、形を捉えることが苦手なお子さんは、名前の欄に収まるように名前を書くことが難しかったりします。
余白の大きさを見て「残りの文字をどの位置からどのくらいの大きさで書いていけば枠に収まるな」ということをイメージすることが難しいのが理由の一つです。
形を捉えることの難しさがあるお子さんには、はみ出さないように貼る練習もぜひ取り入れてみてください☺
前回の⑥連続でチョキチョキと切る課題<線に合わせて>の記事です↓↓
別タブで開きますので、まだ見られていない方はお時間のある時にぜひご覧ください。
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