3~4歳のお子さん、手先が不器用なお子さんへおすすめ教材
今回のはさみ教材は、またまた食べ物シリーズです!
お誕生日ケーキみたいなろうそく付きのケーキができあがります。
お子さんの手の発達段階に合わせた教材を使用できるように、こちらもご覧ください。
今回は④2~3回チョキチョキして切る課題〈線に合わせて〉です。
今回は、少し長い線に合わせてはさみを動かさないといけないので少し難しいですが、今までより更にレベルアップを目指してみましょう☺
3~4歳くらいで、連続ではさみを動かす動作ができるようになるので、それくらいの年齢か、それ以上の年齢で連続の動きがうまくできなければ練習を取り入れてみましょう。
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④2~3回チョキチョキして切る課題〈線に合わせて〉
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ケーキに乗せる果物やろうそくを切って、ケーキに貼り付けましょう。
教材の使い方と練習のポイント
まず点線を切り取ってから使用します。
切り取ったらお子さんに線に合わせて切ってもらいましょう。
ポイントはこちらです。
- はさみを正しい形で持って操作できるか
- 線に合わせて切れているか
- 自分で紙を持って切れるか
難しくてできないところがあれば一緒にはさみを持って手伝ってあげましょう。
詳しくはこちらをご覧ください↓↓
1回で切れる教材よりも少し長い線になるので、線に合わせて切るには紙をしっかり持つことが必要になります。

はさみの操作といえば、はさみを持っている方の手がしっかり使えているのかに目が向きがちですが、実は紙を持っている方の手もとても重要なんです。
これははさみだけに限りません。
例えば、スプーンですくって食べるときはお皿を持っている方の手でしっかりお皿を持つと上手にすくえますし、
鉛筆で字を書く時も、紙をしっかり押さえることで、上手に字が書けます。
このように、両手をうまく使うことで道具の操作が上手にできるわけですね。
紙をしっかり持てるようになるには、はさみで切る時にお子さんと一緒に紙を持ってあげてください。
上手に持てるようになってきたら、だんだん一緒に持っている力を弱めていって段階づけをします。
そのほかにも、初めは印刷した紙を画用紙に貼り付けて、しっかりした紙を切る練習から始めたりもします。
不器用なお子さんでも使いやすいおすすめはさみはこちらでご紹介しています↓↓
おわりに
できあがったら、果物やろうそくをのりやテープでケーキに貼ります。
きれいに並べて貼ってもいいですし、ランダムに貼ってもいいですね。
ケーキの上部に貼れるお子さんは、ある程度ケーキの形をイメージできているということになります。
私は作った作品は保管しておいて、半年後や1年後にもう一度同じ教材をやってもらったりします。
そうすると、前よりも線に合わせて上手に切れるようになっていたり、ランダムに果物を貼っていたのが、ケーキの上部に貼れるようになっていたりします。
「あ~1年でこんなに色々できるようになったんだな~」と成長を感じることができるので、作品を取っておいてビフォーアフターで見比べるのはおすすめですよ。
次のステップは、連続でチョキチョキして切る課題です!